日記

福祉健康常任委員会の所管事務調査。

今日は、福祉健康常任委員会の所管事務調査を行いました。

久喜市内の障がい者施設『いちょうの木』『ゆう・あい』『あゆみの郷』『けやきの木』、また『ファミリーサポートセンター』へ見学に行き、勉強させて頂きました。

簡単ではありますが、伺った内容を書きます。

 

『いちょうの木』 昭和59年建設

登録者数は39名(平均年齢は46.3歳)  支援員は20名

身体障害者手帳と、療育手帳をお持ちの利用者さんが多い。

厨房があり、給食は委託で作られている。

高度障害の方は、環境の変化や気温によって不快感を感じ、感情のコントロールが上手くいかない利用者さんもいる。障害の特性の理解が課題である。

絵を描いたり、作品作りや体操も行われている。

お弁当などの醤油のケースを切り離す作業をやられている方も多い。

★障害をお持ちの方は、物を組み立てることより壊す作業が向いているので、この醤油ケースを切り離す作業はそれにあたるということでした。

 

『ゆう・あい』 平成13年建築

利用者は20名(23〜53歳の方が利用している)  支援者は15名(うち1名は看護師)

あまりメンバーの入れ替わりはなく、顔見知りの人達で過ごしている。

内職や軽作業、

壁画もやっている。

★食事は弁当の配達で、食事介助が必要ない利用者さんへは、フェイスシールドもして介助してコロナ対策にかなり気を付けられていました。

 

『あゆみの郷』 平成24年建築

生活介護の利用者15名(平均39歳)

就労継続支援B型の利用者15名(平均35歳)

室内の作業だけでなく、掃除や草取りなどの作業もしている。

食事は弁当の配色サービスを利用しており、低カロリー食もある。

★就労継続支援B型利用の15名中、10名は外部でも働いているが、コロナ禍で件数が減ってしまっているそうです。

 

『けやきの木』 平成7年建築

登録者数21名

壁には、七夕やカラフルなてるてる坊主など、たくさんの工作が行われている。

内職は、ボルトにナットをはめる事や、紙袋つくりなど、利用者に合った作業を行っている。

焼き菓子を作る場所は、あとから増設した。

空き缶の回収や袋詰、クッキー作り、縫製やその他たくさんの行事を行っているそうです。

 

『久喜市ファミリーサポートセンター』

子育ての手助けをしてほしい方(依頼会員)と、お手伝いしたい方(協力会員)、が会員として登録をして、有償の相互援助活動を行っている。

生後6ヵ月〜小学6年生が対象者

保育所や放課後児童クラブの送迎など種類がたくさんある中、学習塾など習い事の送迎などの依頼が一番多い

★協力会員さんがいる所で打ち合わせをし、ファミリーサポートセンターがあるふれあいセンターまで出向かなくても良い。依頼会員と協力会員のマッチングも行うそうです。

 

障害者施設では、各施設の様々な取り組みを知ることができました。

ファミリーサポートセンターでは、課題やご利用状況など知ることができました。

今回教えていただいたことも、今後の活動に活かしたいです。

 

宮崎あき

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