日記

私の『コロナ後遺症の体験談』

本日、激痛の治療が終了となりました!

私の体験談が、どなたかのご参考になるかもしれないと思ったので、ここで書かせてください。(長文です)

 

新型コロナ感染症の陽性になってから、3ヶ月が経ちました。

陽性の数日後から、咳や声がれや息切れや倦怠感、嗅覚・味覚障害があらわれました。

これは多くの方にある症状なのでそのうち治ると思いましたが、2週間が経過しても全く良くならず、日常生活にも支障が出ていたのと、しっかりお仕事復帰したかったので、治療についてさんざん調べました。

残念ながら、まだコロナ自体の治療薬が出来ていない中、後遺症に関してはさらに劇的な治療法はありませんでした。

そこで、
・鼻うがい
・アロマ4種類を1日2回嗅ぐ
・亜鉛とビタミンB12を摂取
・とにかく無理をしない
が良いと分かり続けましたが、症状は変わりませんでした。

 

さらに調べ、私の場合は『慢性上咽頭炎』だという事が分かりました。

鼻と喉の間の部分の炎症のことで、ここが脳に近く色々な症状に影響しているとのこと。
コロナ後遺症は、このパターンが非常に多いそうです。

その慢性上咽頭炎の治療として効果的なものは、0.5%~1%塩化亜鉛溶液を鼻と喉を経由して、上咽頭に擦りつけるものでした。
『Bスポット療法』といい、耳鼻咽喉科で行っているところがあります。

TwitterやYouTubeなどで体験談を拝見すると、気絶する方もいるくらい、出血と激痛をともなう治療でした。
それでも治したいと思った私は、セカンドオピニオンもして、事前の麻酔を行ってくださるクリニックを見つけて、頑張って通いました。

あわせて、自宅でも軽いBスポットの効果の出る治療を毎日やりました。

 

そして今日、内視鏡で再度確認してもらったところ、上咽頭炎は9割近く治っているとのことで、治療が終わりました!

週に1〜2回、時間がかかるだけでなく、激痛で数十分は帰れない治療が症状とともに辛かったので、すごく嬉しかったです。

ただ、まだ長く声を出すと声がかれる症状が出たり、趣味のランニングは、1キロ8分台で3キロが限界で、初めて走り始めた時のようです。

味覚も8割しか分からないので、全部分かる日は来るのかな?とも思いますが、『気分転換に美味しいものでも食べる』という言葉の意味を知った3ヶ月だったので、これでも十分幸せだなと感じています。

 

あまりに痛いので、やりたい方は少ないと思いますが、後遺症治療に効果を感じたこのBスポットは“診療報酬が安い”ため、行っているクリニックが少ないそうです。(診療報酬が上がると良いです)

重いコロナ後遺症になってしまう確率は低いですが、休職や失業になってしまう方、また自殺に繋がるケースも全国でおきています。

引き続き、皆さんが後遺症にならない事を祈りつつ、9月定例会の一般質問でも発言しましたが、後遺症の方への社会の理解が大切だなと感じています。

以上、私の体験談でした。

私は、あとは自然治癒力に任せようと思います。

宮崎あき

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