6月の一般質問で取り上げた件が、大きく改善の方向に進みましたのでご報告です。
昨年12月から今年2月にかけて、全国5か所の小中学校体育館で、床の剥離部分が子どもの体に刺さる事故が相次ぎました。
これを受けて、5月に文部科学省から全国の自治体に「体育館床の管理・点検の徹底」などが通知されています。
私の指摘内容
① 床板の剥離の主な原因は“水分”。市はこれまで「コンディショナー(液体)」を使用しているが、水分がふくまれているものは使うべきではない!
② 他自治体で負傷事故が続いているため、事故が起きる前に、全校で床板の点検と定期的な確認体制を整えるべき!
改善されたこと
① 全校からコンディショナーを回収し、水分を含まないワックスに切り替えた。
② 質問通告後に、全小中学校で床の点検が実施された。その結果、3校で剥離が確認され、全面改修工事を行うことになった(設計は9月議会で可決)。
早い対応により全校点検と改修につながり、非常に良かったです。
ただし国は「長期的な改修計画の策定」を勧めているため、私は9月議会でも継続して要望しました。
今回この問題に気づけたのは、保護者の方から体育館について別件のご相談をいただいたことがキッカケでした。
これからも、どんな小さな声も見逃さず、子どもたちが安全に過ごせるようチェックしていきます!
宮崎あき