今日は、福祉健康常任委員会で所管事務調査を行いました。
内容は、久喜市の
①生活困窮の子どもに対する学習支援事業について
②放課後児童クラブ (学童保育) の現状について
です。
①は、事業の概要をお聞きし、子どもの学習支援「アスポート事業」のお話しを一般社団法人 彩の国子ども・若者支援ネットワークの方々から伺いました。
久喜市では、生活保護世帯と生活困窮世帯の「中学生・高校生」に対して、学習支援と 進路相談等を行うことで、貧困の連鎖を防止しているそうです。
学習支援は、毎週土曜日、また月2回の水曜日の18時〜20時、年間70回開催されています。
登録者は36名で、一度も教室に参加していない19名には、家庭訪問や電話、ショートメールでの連絡を行っていると確認しました。
家庭訪問では、話すだけでなく一緒に散歩をして会話をしてみたり、工夫をされていました。
中学生へは「高校に進学してみようかなと思ってもらえる事業」になれば!と考えているそうです。
学習支援の表示名にも気を遣えるよう、今日は「愛称を考えてみては?」という話にもなりました。
②では、鷲宮中央学童クラブへ伺いました。今日はちょうど子ども達がおやつを食べる時間で、ワイワイと楽しそうでしたが、何しろ人数に対して施設が狭かったです。
隣の、鷲宮子育て支援センター内の多目的室も活用されていましたが、そこでは飲食もできず、とても窮屈そうに感じたので「増設等の対応が必要」と委員で話になりました。
今日はヤングケアラーの問題、また学童を利用する子ども達が増えている現状、しっかりと学ぶことができました。
宮崎あき