日記

2月定例会議 一般質問のやりとり

以下、2月26日に行った、私の一般質問の議事録です。

 

※内容は、あまりにも長くなるため3割ほど削除しており、言い回しは短い文章になるよう、丁寧語は省いておりますことをご了承ください。全文は、久喜市議会の議事録を市のホームページから検索できます。https://ssp.kaigiroku.net/tenant/kuki/pg/index.html

 

1,「高齢者が高齢者を支える」事業に力を入れるべき

 県内でも高齢者が多い本市では、介護サービスを使うほどではないが日常でちょっとした手助けが必要な方は増え続けている。同様に、介護予防が必要な高齢者も増加しているため、「高齢者が高齢者を支える」事業は、利用者にも協力者にもメリットがあり、今後市でも力を入れるべきと考える。社会福祉協議会(以下、社協)が、上記に当てはまる「くき元気サービス事業」を実施しているが、協力会員の人数は60名。市内の高齢者全体の人数を考えるとあまりにも少ない。そこで、以下伺う。

【宮崎あき】 くき元気サービスは、埼玉県がすすめる「地域支え合いの仕組みづくり事業」として社協が実施しているが、市はこの事業がどの程度重要と認識しているのか?

【答弁】 住民同士の支え合いの仕組みに加え、支える側が受け取るポイントを商品券に交換し、市内協力店で使用できるなど、様々な面において有意義な取組であると認識している。

【宮崎あき】 社協が行っている事業だが、協力会員を増やすことは、市の高齢化対策として非常に重要なため、市の方でも会員を増やすためのバックアップをすべき。市のホームページに、協力会員のメリットなど市民の興味をひく説明も載せることは可能か?また、社協だよりはあるが、多くの市民にご覧頂きやすいよう、広報くきでも定期的に案内すべきでは?

【答弁】 市ホームページにおいて簡単なご案内をしているが、関心を持っていただける内容にしてまいりたい。なお、くき社協だよりについては、「広報くき」にとじ込んで全戸配布をしているため、考えておらない。

【宮崎あき】 今、2025年問題の年になって、非常に大事なところ。市にない事業で「高齢者が高齢者を支える」ことの、久喜市にあるものの中で一番大切な部分。何とか力を入れていただけないか?

【答弁】 市のホームページは、ボランティアをされたい方がよりたどり着きやすいような内容の記載をしていき、ご登録に結びつくような形ではやっていきたい。

【宮崎あき】 社協に確認したところ、利用者が希望するがお断りする内容の例に「電球の交換」「庭の剪定」などがある。これまでそれらの仕事に携わってきた方や、様々な特技をお持ちの方も協力会員となれば、支援の幅も広がると考える。そのような協力会員を増やすため、市も市役所や行政センターの窓口に来られた高齢者へ、くき元気サービスへの声がけやチラシ配布をすべきだが?

【答弁】 社会福祉協議会からくき元気サービスの案内チラシの配架をしてほしいとの要望があった。福祉部5課と各行政センター福祉係の窓口に配架するとともに、ボランティア活動を希望される方には、本事業のご案内をしてまいりたい。

【宮崎あき】 市役所、行政センターの窓口にご高齢者が来られることは多い。介護予防に困っているとか興味を持っている方もいらっしゃるので、声がけをもっと強化すべき!

【答弁】 窓口のほうに来られる方は、様々なご用事で来ていただいているものと認識。関心を持たれているか、全て認知するのは難しいと思う。話の中で、ご希望があるような流れになれば、市でやっているほかの事業に関しても、ボランティアポイント事業についてもご案内はしていきたい。

 

2、高齢男性向けの料理教室を開催すべき

 定年後の男性で、一人暮らしの方や、配偶者が入院や介護施設等に入所することになった方、また「料理はできないが、興味はある」という市民は少なくない。手軽に作れる料理を学び、栄養バランスを考えることは、健康増進につながるだけでなく介護予防にもなる。「料理は全く分からず恥ずかしい」との声を考え、男性が参加するハードルを下げられるよう、他自治体のように男性向けの料理教室を開催する事で、男性同士の新たな交流にも繋がると考える。そこで以下伺う。

【宮崎あき】 令和5年度まで開催していた「高齢者のためのいきいきクッキング」を辞めた理由を伺う。

【答弁】 開催の都度、参加者が定員を下回り、直接対象者にお声かけするなどして実施してきた。また、料理を主たる目的として活動されていらっしゃる地域の団体や民間の料理教室など、代替手段もあるため廃止した。

【宮崎あき】 料理ができない一人暮らし等の高齢男性に向けに、市が現在行っているサポートを伺う。

【答弁】 現在、食事に関しては、心身の状況により調理等が困難な状況にある方を対象に、配食サービスを行っているが、独居等の高齢男性のみを対象として料理について支援するサービスは現在ない。

【宮崎あき】 所沢市では月に1回、計6回コースで、市内在住の料理初心者の65歳以上の男性を対象に、数百円の参加費を設定して料理教室を行っている。他自治体でも男性向けの料理教室を様々な形で行っている。定期的に開催してはいかがか?

【答弁】 性別を問わず、高齢者を対象にした料理教室については、今後開催の予定はない。

【宮崎あき】 高齢化が進む中で、高齢者に関することを減らしていくというのは、理解できない。川崎市も男性向けの料理教室を1回500円で3日間、福島県いわき市では週に1度で全8回のコースを65歳以上の男性限定でやられていて、逗子市も男性の健康料理教室を1回450円で、65歳以上の男性・・・というふうに、調べるとたくさん各自治体でやられている。何でそういった自治体が取り入れていると認識しているのか。

【答弁】 一般的な認識としては、やはり男性の方は料理をあまりされない方が多いと。そういった中で、高齢になられて単身で生活をなされるような世帯も多くなってきていると。その状況を踏まえて、需要があるのではないかということから、事業の展開をされていると想像する。

【宮崎あき】 十分、市も必要性があるというふうに感じているとしか思えないが、検討もしないのか?

【答弁】 幅広く言うと民間での料理教室、あるいはスマホとかタブレットをご利用いただける方であれば、最近レシピサイトや動画というような形で勉強するという方法もある。高齢者それぞれがご自身に合った方法で、ご興味があれば、自らお申出いただいて参加していただきたい。

【宮崎あき】 高齢者がインターネットで細かな情報を得るというのは、本当に難しい。市民の高齢の男性の方から話を最近も伺っていて、奥様が急に認知症になられて料理ができなくなってしまった。それで、男性なのでやはり料理が全く分からないので、コンビニ弁当、スーパーの弁当で過ごしてこられて、2年後に高血圧と、腎臓も悪くされて入院されたと。配食サービスは3食ないし、夕食もない。今後力を入れていただけることを強く要望する。

 

3,市民大学のPR方法・講座内容の改善を

 昨年、開校30周年を迎えた市民大学は、応募資格は30歳からのため、若い世代にも関心を持っていただき入学者を増やすべきだが、卒業生に伺うと、近年は新入生が非常に少ないだけでなく、若い世代がかなり少ないという。また講座の内容は、現役世代に魅力のある内容や、地域コミュニティづくりに役立つものが少ないように見受けられる。そこで以下伺う。

【宮崎あき】 令和7年度の新入生募集期間は今年1月7日から3月10日までだが、2月3日時点で申し込みは2名のみだった。市長は市民大学の学長であるが、定員の40名に全く届いていない近年の状況をどのように考えているか。また市長は、新入生が減り続けている理由、問題点をどう考えているのか?

【答弁】 近年、市民大学の入学者数が10名台にとどまっている状況は、十分ではないものと認識している。また、入学者の減少理由については、地域とのつながりよりも、自分自身の家庭や仕事、趣味などの時間を大切にしたいという考えの方が増えてきているのではないかと考えている。

【宮崎あき】 学長である市長は、新入生が減り続けていることに対して、どのような問題点がある、どうしていきたいかを教えてください。

【市長】 私自身も市民大学、10年前に入学させていただいた。当時から各学年は10人前後だったので、この10年ずっと大体10人前後ぐらいなのかなと考えている。立ち上げ当初の頃は、30人、40人という時代もあったが、様々なライフスタイルが定着した中で、選択肢の中に、今市民大学のスタイルといったものが入っていきにくくなっている状況かなと考えるが、様々な媒体を活用してPRをしていきたい。今後も一定の学生数が確保できるようにしっかりと取り組んでいきたい。

【宮崎あき】 学長が10名程度で納得されているような状況だが、定員を40名にしているのはなぜか?

【答弁】 受入れが可能な人数が40名ということで、定員を定めている。

【宮崎あき】 市民大学というのは年間76万円ほどの予算がかかっていて、学生1人の年会費を1万円いただくということなので、計算すると40名の定員をいっぱいにして本来成り立つのではないか?

【答弁】 全ての学生に、係る共通経費を個人負担という形でいただいている。係る経費全てを人数で割るというような考えではない。

【宮崎あき】 会費を考え直したり、定員を考え直したりするといお気持ちはないのか?

【答弁】 教育振興基本計画のほうでも、目標は40名定員。40名を現状よりも増やすような目標を立てているので、現状は40名でいきたい。また、参加者の負担金は、学生の意見も聞きながら、かかっている経費も勘案しながら決めているところ。今回、令和7年入学の方から、今までの9,000円から1万円にした。しばらく据置きはしていきたい。その先の令和8年度は、引き続き上げるということは、今のところは考えていない。

【宮崎あき】 春日部市は「どんなメリットがあるのか」「学生の声の紹介」など、関心を持っていただけるようなPRをしている。また、様々な活動自体を市の公式YouTubeで動画にしている。戸田市では、市の公式YouTubeで市民大学の詳細、入学したキッカケや体験談を動画にして紹介している。若い世代にも入学していただきたい事を考えると、PRにYouTubeなどインターネットをもっと活用すべきでは?

【答弁】 学生の募集は、広報紙における特集記事の掲載や、市内公共施設等へのチラシの配架、ポスター掲示等による周知のほか、公開講座や体験発表会、研究論文発表会をケーブルテレビ久喜の公式YouTubeチャンネル、きゅーちゃんねるで公開していただくなど、広くPRに努めている。また、今年度からは新たな取組として、市民大学の魅力や現役生の生の声を聞くことができる説明会を開催した。これらを通じて、市民の皆様により関心を持っていただけるよう、さらなるPRに努めていく。

【宮崎あき】 高齢者大学との合同の説明会で、現役生の声というのを今年度初めてやられたというのは把握しているが、説明会に行くことに至った方にしかその内容は伝わらない。その前に、検討される前の知っていただく段階で、もっと内容を伝えるべきだと思うが?

【答弁】 今回は市民大学、高齢者大学、どういったものだろうと二の足を踏んでいる方もいらっしゃるだろうと、入学前の方を対象に機会を設けたところ。例えば市民大学の授業風景をホームページ載せるとか、きゅーちゃんねるで取り上げていただいているものを市ホームページにリンクを貼るとか、いろいろな媒体で市民大学を知っていただくような努力はしていきたい。

【宮崎あき】 令和6年度の学習プログラムを確認すると「地域コミュニティづくりの担い手及び指導者・リーダーを育てる」という、市民大学の目的に見合わないと感じる。歴史を学ぶことは大変重要だが、その比重が大きい。戸田市は歴史だけでなく、地域活躍のためのスキルを身に付ける講座も多々あり、地域住民に身近で今後リーダーとして様々な活動に活かせるような内容がある。久喜市ももっと市民大学の目的に沿った内容も加えては?

【答弁】 講座の設定にあたり、学生へのアンケート結果のほか、市民大学に係る運営委員会や校友会の皆様からいただいたご意見等を踏まえ、見直しをするなど、さらなる内容の充実に努めている。今回いただいたご意見等も参考にしてまいりたい。

【宮崎あき】 講座内容に関して、学生を対象、それは必要だが、入学した方は市民大学の内容を受けてみたいと魅力を感じたので入学されているわけで、入学していない市民の方に「どのような内容があれば参加したいのか」というアンケートを取るべきではないか?

【答弁】 生涯学習推進計画を作成するときにアンケートは取っているので、そういったものも分析しながら、興味を持っていただけるような内容に変えて、改善してまいりたい。

【宮崎あき】 ほかの自治体では、講義や体験などを通じて、健康について学ぶ講座、ラジオ体操セミナー、生活習慣改善教室、あと今問題になっている消費生活、詐欺ですとか、そういった講演会、またひきこもりの経験者の話を聞いて理解を深める講演会など、本当に身近ですぐにでも地域活動に役立つようなスキルを学べる内容も多い。現役世代がやはりすぐに役立てるという意味でも、興味が持てる内容に近いのではないかなと感じるが?

【答弁】 久喜市の市民大学は、学生さん同士が交流、同じ場で同じ活動をしながら仲間意識を含め、またボランティアを学んでいくというようなこともある。知識も当然重要だが、そこがまず一番大事。その上で、さらにそういったスキルを学ぶ、ニーズに応じて取り入れてまいりたい。

【宮崎あき】 ボランティアスタッフ等、あまりやりたくないが強制なのかなという意見もあった。こちらは強制ではないか?

【答弁】 強制というのはないと思っている。

【宮崎あき】 令和6年度の学習プログラムだと、平日は19時から21時の間と、土曜日は日中となっている。仕事をしている方への配慮と思われるが、実際現役世代は仕事や家庭が忙しく、土日が休みとも限らない。年間の講座日数も多いため、現在日程面でも若い世代の入学のハードルが高い。入学者の増加に繋げるよう、戸田市のようにオンライン受講も可能にすべきと考えるが?

【答弁】 学生同士の交流等の観点から、対面での講座を望む声が多いことや、現地研修、ボランティア活動などもあることから、現在オンラインでの実施は考えていない。

【宮崎あき】 平日19時からとなっているが、集合は18時半から。現状、現役世代の方が18時半に会場に平日行かれるというのは、ちょっと難しいのではないかと。時代に合わせるとかという考えは、時間に関してもないか?

【答弁】 全員が都合のつく時間というのなかなか難しい。より多くの人が集いやすい時間というのは設定していきたいとは常に思っている。

【宮崎あき】 なぜ2年制にしているのか。高齢者大学に比べて1か月の講座日がすごく多い。内容を詰め込んでいる感じがして、それによってこんなに参加できない、仕事の都合で行かれないという現役世代が多いと感じる。大学という名前なので、4年間にすれば、年会費も1年当たり1万円というのが、一度で払うと思うとハードルが高いと感じるところを、4年間にすれば1年当たりの金額も変わると思うが?

【答弁】 ボランティアの育成、地域のリーダーということで、それに特化した大学ということなので、2年なのかなと。現状はこのスタイルでやっていきたい。ただ、人数が全然集まらないとなれば、それはもうニーズに合わない事業となるので、その際には抜本的な内容の変化というのも当然将来的には考えられる。現状は、この市民大学のスタイルでやっていきたい。

【宮崎あき】 今回入学を検討される方、また卒業生の複数の方々に意見をいただいたり、意見を聞いてみたことを質問でまとめているので、ぜひそのお声を大事に、今回の募集の人数を踏まえて、2年間であるということから含めて、少し前向きな検討をしていただければと思う。

 

4,再び在庫ゼロのヘルプマーク配布方法を改善すべき

昨年9月議会の一般質問で「ヘルプマークの在庫がゼロになった対応」について取り上げ、回収箱の設置も提案した。その後、市には10月末に県から140枚の追加が届いたが、回収箱を利用した再利用も含めて、12月末にまた在庫がゼロになった。そして2月末まで在庫が確保ができず、再び2ヵ月近く久喜市民はヘルプマークを手に入れられない状況となった。そこで以下伺う。

【宮崎あき】 昨年9月議会の質問後、「予備として複数枚持っている市民が近所にいる。こんな事では在庫が足りなくなるよね。」と市民相談も頂いた。9月に提案をしたが、やはり多くの自治体と同様に、ホームページに「市内在住の方」「原則1人1枚まで」と記載し、受け取りに来られた方に、細かな個人情報を確認しなくとも“市内在住か”だけは口頭で確認するなど、配布のルールを決めるべきでは?

【答弁】 近年は、埼玉県から補充を受けても在庫が短期間でなくなることから、当面の間、配布の際に市内在住者かを口頭で確認していきたい。また、市ホームページには、対象は市内在住でヘルプマークを必要とする方、配布は1人1名までと記載をしていく。

【宮崎あき】 ヘルプマークは、超高齢の方、杖をお持ちの方や車椅子を利用されている方など、外見から配慮が必要なことが分かりやすい方ではなく「義足や人工関節を使用している方、内部障がいや難病の方、または妊娠初期の方など、外見から分からなくても援助や配慮を必要としている方」が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせるために作られている。使用したいという方にお断りする必要はないが、市民の需要が増え続け在庫ゼロになることが続いているため、対象者をもう少し明確に窓口などで案内表示してはいかがか。

【答弁】ヘルプマークを配布する際には、職員がヘルプマークの説明やヘルプマークを必要とする理由を聞き取り、適切な配布に努めている。対象者については、今後も市ホームページやSNS等を通じて、ご案内していく。

【宮崎あき】 使用したいという方にお断りするということはあり得ないが、つえをお持ちだったり車椅子の方は、皆さんの手助けが必要というのは目に見えて分かる。ただ、どうして必要なのですか?と一部の方にお聞きしたら、緊急時にどうしてほしいかが書いてあるメモを付けたい意味で付けているとおっしゃっていたので、そういった方にはヘルプカードのほうを案内したらいいかなと思うが?

【答弁】 ご利用者様のご意見を尊重して、1人1枚という部分はしっかりと、そこはしっかりと守っていただいて、広く行き渡るような努力はしたい。必要によってカードのご案内もさせていただきたい。

【宮崎あき】 在庫がゼロになることが何度もあるほど久喜市内で需要が高い。やはり配布場所も増やしたほうがいいのではないかなと感じる。例えば私が内部障がいがあって持ちたいときには、一番活用させたいのが電車の優先席が最優先。優先席自体にもヘルプマークのステッカーが貼ってある。久喜市内の駅に市から配布するように依頼はできないのか?

【答弁】 事業の大元の埼玉県にも対応などについて意見をお伺いした上で、検討はしてまいりたい。

【宮崎あき】 需要のことも考えなければいけないので、ぜひ駅での配布を先進事例にしていただき、よい意味でも久喜市のことが伝わるようしていただきたいことを要望する。

 

以上です。

 

宮崎あき

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