日記

6月定例会議の最終日の討論内容

久喜市議会の6月定例会議の最終日でした。


なんと、今日の追加議案が「これが、最終日にいきなり?!」と思うほどの内容でした。


特に、物価高騰の影響を受けている子育て世帯を応援するため【9月に、子ども1人につき2000円の商品券を配布】という内容に、長時間の質疑が。


理由は、配布方法が『子供に手渡し』というからです!


特に、小学校低学年には大金とも言える2000円を手渡しとは、紛失の恐れだけでなく様々な問題が予想されるので、私も質疑しましたが・・・


納得できない市の考えに、議案には反対しました!(賛成多数で可決) 

 


また、【一般会計 補正予算(第4号)】には、他にも様々な内容が含まれていたので賛成しましたが、以下の討論をし、
↓ ↓ ↓


『賛成の立場から、1点指摘させていただきます。
それは、東町集会所の取り扱いに関する、公共施設個別施設計画検討委員会のスケジュールが、あまりにも遅いという点です。
市長は、令和6年10月に「除却を取りやめる」と市民と約束されました。現時点で、公共施設個別施設計画においては、東町集会所は「除却」となっていますが、今議会で「検討委員会の答申が令和8年度中」との話がありました。
市民は「梅田市長の任期中に議案として上程される」と受け止めておりますが、このような進行では、「除却反対」の署名をされた3000名を超える方々の期待や信頼に応えることはできません。市民との約束を果たす気があるのか、その誠意が疑われるスケジュールだと言わざるを得ません。
市長は、政治判断をもって、除却中止を明言された以上、その責任は任期中に果たすべきです。検討委員会の丁寧な手続きは必要ですが、スケジュールはすぐに見直すことを強く求めます。』


【新ごみ処理施設の特別高圧の契約に関する議案】には、反対討論として以下の内容を!
↓ ↓ ↓


議案質疑と常任委員会のご答弁により、随意契約としたことに問題があると考えるため、反対の立場から討論いたします。
市は、「五洋建設であれば、建設重機や人員、現場事務所などを1から確保する必要がなく、全てを発注した場合と比較し経費の削減ができる」と説明されましたが、その比較となる他社の見積もりはなく、どうやって経費削減を判断したのか不明です。
また、工事費の積算は「埼玉県の土木工事標準積算基準や、複数の製造メーカーからの見積もりに基づいている」とのことですが、具体的にどのメーカーからどのような見積もりを取ったのか、詳細な説明は一切ありませんでした。
さらに、市は「同じ現場で行う付帯工事は、全て同じ業者に任せるのが合理的」としていますが、その考え方自体が妥当とは言えません。適正な契約とするためには、他社からの見積もりを取るべきです。
また、市は見積もりの対象を「すでに関係のある2社」と考えていますが、契約の公平性を考えると、全く関係のない第三者の業者からも見積もりを取るべきです。
ごみ処理施設の建設に特別高圧電線が必要であることは理解しますが、今回の契約の進め方は納得できず、賛成することはできません。』


今議会も、全ての市長提出議案が可決されてしまいました!


議員4年目の最初の議会、精一杯の勉強と発言をして最終日を迎えました。


議席をいただいている残りの期間、引き続きガンバっていきます。


宮崎あき

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