昨日の7月臨時会議では、議案1件について審議が行われました。
先日ご報告した「しずか館の解体工事」に関する追加工事の予算です。
当初契約額の5%を超える変更となったため、本来は「契約変更の手続きと、議会の議決が必要」でした。
しかし、市は「職員の認識が不十分だった」として、必要な手続きや議会の議決を経ないまま工事が進められていたことが明らかになりました。

≪議案質疑≫
昨日は長時間にわたり、質疑が行われました。
経緯や再発防止策など、他の議員から様々な質疑があると考え、私は他に気になる以下の点を確認しました。
★工事の中断・延期にする追加費用(230万円の予定)について
↓
「不適切な事務処理がなければ発生しなかったものと認識している」との答弁
★市民への説明について
↓
「謝罪とともに再発防止の取り組みを発信していく」との答弁
★過去の不祥事を踏まえて策定された「職員の不祥事防止に向けた行動指針」を、今回の事案を踏まえて改めて作成するかについて
↓
「今後、関係部署で検討する」との答弁
≪継続審査の動議は否決に≫
議案質疑が終わり、猪股議員から、
「誤った行政執行が行われた原因と経過が明らかになっていない。この段階で安易に追加の補正予算を認めることはできない」
として、“継続審査を求める動議”が提出されました。
しかし、賛成した議員は私を含めて6名のみでした。
≪原因究明が不十分だと考える理由≫
私は、少なくとも以下の点が十分に明らかになっていないと感じました。
① 昨年10月頃に前副市長へ報告した際や、今年2月の中間検査の時点で、追加工事が当初契約額の5%を超える可能性に気付けたのでは?(気付いたのは、新市長が就任する前日とのこと・・・)
② 前市長・前副市長の段階で、適切に把握・確認すべきだったのではないか?
③ 前副市長への報告があったというが、口頭のみで文書が残っていない。
④ 前副市長への報告後、どのような協議・判断が行われたのかが明らかになっていない。
⑤ 「今回の件は、違法ではないか?」との質疑に対し、担当課は「法に反していないとは言い切れない」と答弁。
≪反対討論≫
私は、画像の反対討論を行いました。

しかし、反対は4名のみで、議案は可決されました。
その後、議会は、
・原因を徹底的に究明、検証すること
・責任の所在を明確にすること
・再発防止策を改定し、議会に報告すること
を市に求める決議を可決しました。
原因究明が必要だと議会として認識しているのであれば、「なぜ、その原因が十分に明らかになる前に議案を採決するのか?」
私は、その順序に疑問を感じ、「議案の採決を急ぐべきではなく、継続審査とすべきだった」と考えます。
今後も、今回の事案の原因究明と再発防止策について確認してまいります。
宮崎あき